急性胃炎とは?急性胃炎で起きてしまう症状とは?
突然腹部に痛みや違和感を感じて病院に行くと、急性胃炎と診断されることがあります。ただ、急性胃炎という言葉は聞いたことがあっても、実際に急性胃炎がどのような症状なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、急性胃炎とは何なのか、また急性胃炎で起きてしまう症状にはどのようなものがあるのかについてまとめました。
急性胃炎とは?
急性胃炎とは、何かしらの原因で突発的に起こる胃粘膜の炎症です。急性胃炎は一過性の場合が多いため、炎症を起こしている原因を取り除くことで比較的早く回復します。
急性胃炎は日常的に起こりやすい症状で、年々患者数は増えていると言われています。急性胃炎は一過性の症状ですが、急性胃炎を度々繰り返していると慢性胃炎になってしまう場合もあります。
慢性胃炎は一過性の急性胃炎と異なり、症状が長引き、完治にかなりの時間が掛かる場合もあります。
急性胃炎は、症状の程度にもよりますが、大抵の場合はすぐに症状が回復します。そのため、急性胃炎になっても軽く考えてしまいがちですが、急性胃炎は慢性的な胃炎に繋がる場合もあります。
そして、慢性胃炎は胃がんを発症する原因にもなりますので、単なる急性胃炎と考えて放置してはいけません。
急性胃炎で起きてしまう症状とは?
急性胃炎で起きてしまう症状としては、まず上腹部、つまり胃のあたりの痛みや不快感が挙げられます。突然上腹部に痛みを感じた場合は、急性胃炎を疑った方が良いでしょう。
他に、急性胃炎で起きてしまう症状としては、吐き気や下痢、発熱や嘔吐、食欲不振などもあります。こういった症状は風邪の時にもよく見られますが、急性胃炎の場合は、何と言っても胃のあたりに激しい痛みを伴うというのが特徴です。
また、急性胃炎の中でも吐血や下血などの症状が見られる場合は、急性胃粘膜病変と診断されることもあります。
急性胃粘膜病変とは
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急性胃粘膜病変とは、急激に症状が進み、出血性の胃潰瘍などが出来ることで、吐血や下血などの症状が見られます。また、みぞおちあたりに非常に激しい痛みを感じるという特徴もあります。
出血性の胃潰瘍や胃炎は、出血がひどい場合、ショック状態に陥ってしまうもあります。急性胃炎は一過性のもので、大抵はすぐに回復が望めます。ただ、最悪の場合、命に関わることもありますので、症状が重症化する前にしっかりとケアする必要があります。