アトピー性皮膚炎が手や手首・手の甲にできる原因とは
アトピー性皮膚炎は、顔や首、背中など体の様々な場所に出来ますが、手や手首、手の甲に出来る出来る場合も多くあります。
手や手首、手の甲に出来るとかゆみやかぶれも気になりますし、隠すことも難しい場所ですので、非常に辛いですよね。
特に手や手首、手の甲にアトピー性皮膚炎が出来やすいという方も多いと思いますが、そもそもなぜ手にアトピー性皮膚炎が出来てしまうのでしょうか。
そこで、アトピー性皮膚炎が手や手首・手の甲にできる原因についてまとめました。
アトピー性皮膚炎が手や手首・手の甲にできる原因
アトピー性皮膚炎の原因は様々ありますので、一概には言えませんし、はっきりとした原因が分かっていないケースもよくあります。
ただ、手や手首・手の甲にできるアトピー性皮膚炎は、他の箇所に出来るアトピー性皮膚炎よりも、比較的原因ははっきりとしていると言っていいでしょう。
では、アトピー性皮膚炎が手や手首・手の甲にできる原因について見てきましょう。
洗剤などの刺激物
アトピー性皮膚炎が手や手首・手の甲にできる原因として特に多いのが、洗剤やハンドソープなど手に付けるものが刺激物となっているケースです。
皮膚のバリア機能が低下していると、他の人にとっては何でもないものでも刺激物となり、アトピー性皮膚炎を発症してします場合があります。
特に毎日家事をする女性の方、水仕事が多い方は、手にアトピー性皮膚炎が出来やすいと言えます。
また、洗剤やハンドソープ以外にも、ハンドクリームが刺激物になる場合もありますし、ゴム手袋など手に付けるものが刺激になっていることもあります。
ストレス
手や手首・手の甲に限ったことではありませんが、ストレスがアトピー性皮膚炎が発症している場合もあります。
過剰なストレスは、ホルモンバランスを崩して皮膚のバリア機能を低下させ、アトピー性皮膚炎が発症しやすくなります。
また、洗剤などの刺激物によって発症した手や手首・手の甲のアトピー性皮膚炎がストレスによって悪化することも少なくありません。
女性は特に手や手首・手の甲のアトピー性皮膚炎が出来やすい
上記で記載した通り、手や手首・手の甲のアトピー性皮膚炎は手に何かしらの刺激があることで、発症しやすくなります。
そのため、毎日食器洗いやお風呂場の掃除など、水仕事で洗剤が手に触れる機会が多い女性、主婦の方は手や手首・手の甲のアトピー性皮膚炎が発症しやすいと言えます。
また、手が水に直接触れないようにとゴム手袋をしている方も多いと思いますが、逆にゴム手袋の刺激によってアトピー性皮膚炎になることもあります。
上記観点からも、水仕事の多い女性は、特に手や手首・手の甲のアトピー性皮膚炎に注意するようにしましょう。